ポスドクの公募

メーリングリストのみなさま,

現在物性研,物質設計評価施設および計算物質研究センターでは,
計算物性科学分野でのポスドクを複数名募集しております.
(締め切り9月8日)

詳細は以下のウェブページにあります.

www.issp.u-tokyo.ac.jp/maincontents/jobs/detail/2807-pd-ccms.pdf
www.issp.u-tokyo.ac.jp/maincontents/jobs/detail/2809-pd-mdcl.pdf

応募をお待ちしております.

川島
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物理学会9月15日午後シンポジウム『マルチプローブ融合利用による新奇強誘電体材料の物性解明』

cmp-mlメンバーの皆様

東北大金研の西松毅です。
物理学会の領域10の誘電体分科領域運営委員をしております。

2016年9月13日(火)〜16日(金)に金沢大学角間キャンパスで
開催されます日本物理学会2016年秋季大会の領域10のプログラムは
w4.gakkai-web.net/jps_search/2016au/data/html/program10.html
です。特に今回は9月14日午後と15日午後とに
領域10関係のシンポジウムが予定されております。

9月15日13:30〜17:00のAH会場 (15pAH) のシンポジウム
『マルチプローブ融合利用による新奇強誘電体材料の物性解明』
の宣伝をさせてください。大和田先生に書いていただきました
イントロを下に添付します。

秋季大会は8月1日(月)まで期日前事前登録・購入が可能です。
ご講演の予定がない方も、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください。
www.jps.or.jp/activities/meetings/index.php
からお手続き可能です。

秋の金沢でお待ちしております。
よろしくお願い申し上げます。

西松毅

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はじめに:「8次元計測」のめざすところ
量研機構
大和田謙二

Introduction to the symposium
National Institutes for Quantum and Radiological Science and Technology
K. Ohwada

本シンポジウム「マルチプローブ融合利用による新奇強誘電体材料の物性解明」は,
近年著しい発展を見せる量子ビーム(“よく制御された”電磁波・粒子線の総称)
計測技術や計算技術の融合(マルチプローブ融合利用)によりもたらされる新奇
強誘電体材料の物性解明について議論する場として提案されました.

近年の量子ビーム計測技術の発展により,観測可能な
時間(エネルギー)−空間(運動量)領域は拡大し,材料の持つ時間・空間構造を
詳細に調べることが可能となりつつあります.電荷,スピン,軌道,格子(単位胞),
ドメイン,界面等それぞれの自由度やスケールに合わせたプローブを選択し物性解明
に必要な情報を取得することが可能となりつつあります.第一原理計算や,粗視化等
を通じてスケールを連結する計算技術も発展してきています.これらマルチプローブ
の融合利用によりもたらされる「8次元計測(運動量空間 q_x, q_y, q_z,
エネルギーE, 実空間 x, y, z, 時間 t)」[1]の最大の恩恵を受ける材料系として
フェロイック材料系があると思われます.

従来型の強誘電体の研究開発が進む一方,最近は様々な自由度と結合した新奇
強誘電体が発見され,強誘電体の物性研究が分野横断的に急速に広がっています.
例えばスピン・軌道と格子が結合するマルチフェロイック物質や,電荷と格子が結合
する電子強誘電体,メソスコピックな不均質性が本質のリラクサー強誘電体,
更には分子自由度と結合した有機強誘電体等が挙げられます.これらの複合自由度の
結合がもたらす,従来型の強誘電体には見られない新奇な外場応答は大変魅力的で,
その起源解明を目指す物性研究のみならず産業応用を見据えた研究も盛んになって
きています.本シンポジウムではこれらに深く関わりのある講演者にシンポジウム
で掲げる観点からの話題提供をお願いいたしました.これらの話題を皮切りに
「マルチプローブ融合利用」の共有,材料開発から計測・計算に至る一貫した
研究体制の構築,ひいては新奇強誘電体材料の発見・物性解明へとつながってゆく
ことを期待いたします.

谷口博基先生には「共応答誘電体:光特性・機械特性・誘電特性をまたぐ新機能の
創出に向けて」というタイトルで,新規物性開拓・物質探索の最近の取り組みと,
マルチプローブ融合利用の有用性についてご講演いただく予定です.

笠松秀輔先生には「強誘電体薄膜キャパシタにおける「負のキャパシタンス」発現の
第一原理シミュレーション」というタイトルで,最近の強誘電体薄膜キャパシタの
大規模計算による原子電子レベルからのシミュレーションについて紹介していただき,
ポスト京を含むスーパーコンピュータによるシミュレーションと「8 次元計測」との
連携の可能性についても議論していただく予定です.

坂倉輝俊先生には「価電子波動関数を捉える次世代X線回折技術の開発」という
タイトルで,放射光X線を用いた高精度・高確度結晶構造解析により可能になってきた
価電子密度分布の可視化と電荷分布の異方性を取り込んだ構造(軌道波動関数)解析
手法開発の現状についてご講演いただく予定です.

羽田真毅先生には「時間分解電子線回折法を用いた有機・無機結晶から液晶にわたる
光誘起構造変化」というタイトルで,光ポンプ電子線プローブによる有機物の光励起
ダイナミクス研究の最前線を紹介いただく予定です.

陰山洋先生には「新しい酸窒化物の合成法と機能開拓」というタイトルで,
低温アニオン交換反応に加え、高圧合成法を用いた新規酸窒化物開発とその機能開拓
について最新の成果を発表して頂くとともに,物質開発に資するマルチプローブ
融合利用に期待する事について,化学と物理学双方の視点から語っていただく予定です.

松浦直人先生には「中性子散乱によるスローダイナミクス研究と MEM による不均一
緩和モード分布の可視化」というタイトルで,J-PARC で整備された超高分解能(μeV級)
中性子非弾性散乱装置群で到達可能な運動量−エネルギー空間を概観した後,
得られた準弾性散乱をMEM解析することにより見出された不均一系に特徴的な
緩和モード分布を中心に,乱れた系のダイナミクス計測についてご講演いただく予定です.

[1] 有馬孝尚, 放射光 27, 297 (2014).

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issp-CCMSハンズオン: HΦ講習会

cmp-mlメンバーの皆様

東京大学の山地洋平と申します。
クロスポストご容赦願います。
開催が近づきましたので、再度、ご案内させて
いただきます。

issp-CCMSでは、昨年度に引き続きハンズオン講習会を
開催いたします。
今回は量子格子模型に対して、数値対角化および熱的純粋
量子状態を用いた有限温度計算を行なうオープンソース
アプリケーションHΦに関する講習会についてご案内いたします。

以下、概要です。

CCMSハンズオン:HΦ講習会
日時:2016年7月26日(火) 13:00-17:00
場所:東京大学物性研究所

講師:
 山地洋平(東京大学 大学院工学系研究科)
 三澤貴宏(東京大学 物性研究所)
 吉見一慶(東京大学 物性研究所)
 河村光晶(東京大学 物性研究所)
内容:
 講習会ではHΦの概要と基本的な使い方を、
 PC上で実際にHΦに触れていただきながらお伝えします。
 実験研究者や大学院生のご参加を歓迎いたします。
 講習会に関する詳細および申し込み方法については
 http://ccms.issp.u-tokyo.ac.jp/events/eventsfolder/HF2016
 をご覧ください。

東京大学大学院工学系研究科附属量子相エレクトロニクス研究センター
特任講師 山地洋平
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博士研究員公募のお知らせ(ポスト京萌芽・東大理)

計算物性物理ML(cmp-ml)の参加者の皆様

東京大学理学系の明石遼介と申します.
(重複でお知らせを受け取られた方がいらっしゃいましたら
ご容赦ください)

ポスト「京」萌芽課題
(代表者:松下雄一郎(東大工))
に関するプロジェクトポスドクを募集しております.
www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/06/1373171.htm
本募集に関連するサブ課題の対象は
固体反応初期過程のMD(相分離・核形成etc)です.
締切(2016/08/10)および着任時期(2016/10/01–11/01)
がかなり差し迫っておりますが,
募集・選考の手間を極力減らしておりますので
適任の方・適任の方をご存知な方は
ご応募・ご周知のほど
よろしくお願いいたします.

詳しい公募条件は以下の本文およびJREC-INページを
ごらんください.

東京大学大学院 理学系研究科
物理学専攻
明石 遼介
akashi@cms.phys.s.u-tokyo.ac.jp

JREC-INページ
(Jpn)
jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=1&id=D116070442&ln_jor=0
(Eng)
jrecin.jst.go.jp/seek/SeekJorDetail?fn=1&ln=1&id=D116070442&ln_jor=1
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東京大学特任研究員公募

下記の条件で特任研究員の公募をいたします。適任者の推薦、希望者の応募をお願いいたします.

1. 研究部門名および公募人員数

大学院理学系研究科物理学専攻 特任研究員1名

2. 業務内容

文部科学省【ポスト「京」アプリケーション開発・研究プロジェクト 萌芽的研究課題
「複合相関が織りなす極限マテリアルー原子スケールからのアプローチ」】プロジェクト(課題代表者:東京大学工学系研究科
松下雄一郎)における研究・開発を推進する.

採用された者は当該専攻の明石遼介助教(サブ課題責任者)と共同で固体反応初期過程の分子動力学シミュレーション手法の開発を行う.所属は当該専攻・常行研究室とする.

3. 任期

最長でポスト「京」プログラム終了時(平成32年3月の予定)まで.ただし,雇用は年度毎による更新であり,更新の可否は予算の状況と研究目標達成状況を基に決定される.

4. 勤務地

東京都文京区本郷7-3-1 東京大学本郷キャンパス

5. 公募締切

平成28年8月10日(水).ただし適任者が決まり次第公募を打ち切る

6. 応募資格

博士号取得者あるいは着任までに取得見込みの者

7. 着任時期

平成28年10月1日〜11月1日

8. 提出書類

次を電子メールに添付して送付.メールタイトルを”ポスト京特任研究員応募(明石)”とすること.

1) 履歴書(東京大学統一履歴書フォーマット; 写真不要,末尾の署名欄記入不要;

www.u-tokyo.ac.jp/per01/r01_j.html)

2) 業績リスト(論文,プレゼンテーション,実装プログラム)

3) これまでに大きな労力を割いた成果物のコピー(論文・プログラムコードなど・複数可)およびその簡潔なサマリー.容量が大きい場合・成果物が事情により公開不可能な場合は事前に連絡すること.

4) 本人に関する意見を聞ける方2名の氏名,所属,連絡先 (応募者との関係を明記すること)

9. 給与待遇等

基本給+交通費=47万円/月程度; ノートパソコン支給;
研究費(旅費など)支給.ただし来年度以降は予算状況により若干の変動の可能性あり.エフォート100%(エフォートを要求する科研費・受託研究費などへの応募不可能)

10. 応募条件

次のいずれかあるいは複数を持つこと

1) 分子動力学法(古典あるいは量子)の物質への応用に関する経験

2) 分子動力学法(古典あるいは量子)のコード開発経験

3) 次のような系に関する第一原理電子状態計算の経験

-巨大分子,固体表面・界面,不規則系(不純物,アモルファス,合金など).

クラスター,化学反応

4) 「京」などでの巨大並列計算実行の経験

5) その他第一原理電子状態計算に関する手法開発の経験

6) 研究で用いている基礎理論・技術を大きく変更した経験

7) 新しい理論・技術を学ぶことに関する意欲

11. 書類提出先・問合せ先

東京大学理学系研究科物理学専攻 明石遼介 akashi@cms.phys.s.u-tokyo.ac.jp

研究室ホームページ: white.phys.s.u-tokyo.ac.jp/index2.shtml
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博士研究員公募案内(東北大理・東大物性研)

計算物性物理メーリングリスト(CMP-ML)の参加者の皆様
(複数受け取られましたらご容赦ください。)

ポスト「京」の萌芽課題に関連して、以下の2件の博士研究員
(東北大学理学研究科物理学専攻および東京大学物性研究所)
の公募を行いますので、適任の方がおられましたらご応募、
お声がけをお願いいたします。

             東北大・理  川勝年洋
             東大・物性研 野口博司

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東北大学大学院理学研究科産学官連携研究員及び
東京大学物性研究所特任研究員の募集

1.募集内容:
ポスト「京」萌芽的課題「基礎科学の挑戦−複合マルチスケール問題を
通した極限の探求-」のサブ課題「相転移と流動」ではマクロな流動を
決定する応力がミクロな微細構造(構成分子の運動や気泡の分布等)と
直接関係しあうような複雑流動をシミュレーションするプラットフォ
ームとして、ミクロ状態とマクロ状態を同時に解き合うマルチスケール
流動シミュレーション用プラットフォーム(以下MSSPと略記)を開発する。

以下2つのカテゴリで募集する。
(A) 流体のLagrange 描像に立脚する粒子法(SPH 法、MPS 法など)を
   用いた MSSP の開発
(B) MSSP構築の基礎情報を得るための超並列分子動力学シミュレーション
  による気泡を含む混相流及び高分子等の添加物を含む複雑流体の解析

(A)では川勝年洋、村島隆浩(東北大学大学院理学研究科物理学専攻)、
(B)では野口博司、渡辺宙志(東京大学物性研究所)と協力して研究を
実施する。
これまでの経験は問わないが、プロジェクトに意欲的に取り組んで
いただける方を歓迎する。

2.公募する職名・人数:
博士研究員(東北大学では産学官連携研究員、東京大学においては特任研究員)
2名(カテゴリ(A), (B) 各1名)

3.所属:
(A) 東北大学大学院理学研究科 物理学専攻 川勝研究室
(B) 東京大学物性研究所 計算物質科学研究センター

4.着任時期:
平成28年10月1日以降のできるだけ早い時期

5.任期:
年度ごとの更新。プロジェクトの予算状況に応じて、
プロジェクト終了時(2020年3月31日)まで延長が可能。

6.応募資格:
博士の資格を有すること。または着任までに取得の見込みがあること。

7.勤務対応・手当・給与等:
東北大:週5日(1週間あたり38時間45分)、雇用保険・社会保険加入。
通勤手当有。
東大:裁量労働制週5日(1週間あたり38時間45分相当)、
雇用保険・文部科学省共済組合加入。通勤手当有。
給与は(A)東北大学「国立大学法人東北大学准職員等給与規程」、(B)「東京大学 年俸制給与
の適用に関する規則」による。

8.提出書類:
(1)履歴書(写真貼付)
(2)業績リスト(査読論文とその他を区別すること)
(3)主要論文別刷(3編以内、PDF形式)
(4)これまでの研究の概要および今後の抱負(A4、2ページ)
   カテゴリ(A), (B)のうち、希望するカテゴリを明記のこと。
   複数カテゴリ希望の場合には優先順位を明らかにすること。
(5)照会可能者2名の氏名・連絡先

上記5篇を電子メールに添付して川勝年洋
kawakatu@cmpt.phys.tohoku.ac.jp
までお送りください。
電子メールのタイトルは「ポスト「京」博士研究員応募」
としてください。
公募締切: 平成28年8月21日 (日)

9.問い合わせ先:

(A) 川勝年洋
東北大学 大学院理学研究科 物理学専攻
〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-3
Tel: 022-795-6438
e-mail: kawakatu@cmpt.phys.tohoku.ac.jp

(B) 東京大学物性研究所 物質設計評価施設 野口博司
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉5-1-5
Tel: 04-7136-3296
e-mail: noguchi@issp.u-tokyo.ac.jp

****************************
Hiroshi Noguchi
Institute for Solid State Physics
University of Tokyo
e-mail: noguchi@issp.u-tokyo.ac.jp
URL: noguchi.issp.u-tokyo.ac.jp
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特任研究員の公募

ML各位

東北大学の陳迎と申します。
お世話になります。

特任研究員の公募のお知らせを投稿いたします。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

陳 迎

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陳 迎 ♪♪
東北大学 教授
大学院工学研究科ファインメカニクス専攻
工学研究科附属先端材料強度科学研究センター
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-01
Tel./Fax: 022-795-4253
Email: ying@rift.mech.tohoku.ac.jp
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pdf icon 東北大学-postdoc-201607.pdf
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[11/28-29]研究会「計算物質科学における時空間アップスケーリングと数理手法」(電通大)

各位

星健夫(鳥取大学)と申します。
下記研究会をお知らせします。
よろしくお願い申し上げます。

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研究会「計算物質科学における時空間アップスケーリングと数理手法」
sites.google.com/site/upscaling2016/
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日時:2016年11月28日(月)午後-29日(火)
場所:電気通信大学 西9号館3階 AVホール
世話人:山本有作(電通大), 星健夫(鳥取大学), 松尾宇泰(東京大学)
参加申込:9月より上記URLにて(予定)。無料(ただし懇親会は有料)。

趣旨:
Internet of Things (IoT)などの次世代電子デバイスを主要ゴールとし、計算物
質科学と数理・情報科学の融合を目指す。分野融合を担う人材育成も目指す。
ポスト京コンピュータ時代では数理手法の重要性が増し、理論と産業のギャップ
を埋めていくと期待される。物質科学は、量子力学にもとづく盤石な理論基盤が
あるが、計算量が膨大になり、一般には、時間的・空間的に極小なスケールしか
扱えない。マクロな物質・現象を直接扱うために、数理モデル・超並列数理アル
ゴリズムなどと融合し、ものづくり産業を目指す。

本研究会は、分野融合を目指すレクチャー講演(3件)をはじめ、物質科学講演
(6件)と数理・情報科学講演(6件)からなる。前者では、先端的シミュレーション
ソフトウェアをとりあげ、工学的役割と数理原理とを議論する。後者では、先端
的数理手法やその応用可能性について議論する。前者と後者の接点として必須と
なる、データ駆動科学との融合やハードウェアの新潮流も取り上げる。

講演(暫定版;タイムテーブルは未確定)

A. 物質科学系
山地洋平(東京大学)(レクチャー講演)
「高並列量子多体問題ソルバーがつなぐ物質科学と数理手法」
野口良史(東京大学)
「並列計算に向けた全電子第一原理GW+Bethe-Salpeterプログラム開発」
島村孝平(神戸大学)
「分割統治法に基づくオーダーN第一原理計算手法の開発とその応用」
篠原康(東京大学)
「非線形光学応答の量子シミュレーション手法開発と超並列計算」
福島孝治(東京大学)
「データ駆動科学と計算物質科学の接点」
井町宏人・星健夫(鳥取大学)
「量子ダイナミクスを中心とする100nmスケール有機デバイス材料研究」

B. 数理・情報科学系
曽我部知広(名古屋大学)(レクチャー講演)
「疎行列用の線形計算アルゴリズムの概観と展望」
深谷猛(北海道大学)(レクチャー講演)
「ScaLAPACKの性能分析と次世代アルゴリズム研究への指針」
宮武勇登(名古屋大学)
「保存則に即した数値計算手法」
横川三津夫(神戸大学)
「π共役ポリマーの電子状態計算に現れる連立一次方程式の並列解法」
片桐孝洋(名古屋大学)
「ポストムーア時代の数値計算アルゴリズム開発に向けて」
山本有作(電気通信大学)
「強スケーリング環境向けの超並列固有値計算手法」

予算:数学恊働プログラム(coop-math.ism.ac.jp/)
共催:科研費「電子状態計算への応用を指向した行列計算ライブラリの機能拡張
とメニーコア向け最適化」(代表:山本有作)・「超大規模超並列電子状態理論に
よる100ナノスケール系デバイス研究」(代表:星健夫)
注:本研究会はポスト京プロジェクト重点課題7(次世代の産業を支える新機能デ
バイス・高性能材料の創成)内サブサブ課題「基盤的超並列計算アルゴリズム」
のインフォーマルミーティングも兼ねる。
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Takeo Hoshi
Department of Applied Mathematics and Physics, Tottori University
hoshi@damp.totori-u.ac.jp
www.damp.tottori-u.ac.jp/~hoshi/
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第29回 CMD ワークショップのご案内

計算物性物理MLの皆様、
大阪大学の下司です。

このMLをお借りして,第29回CMD®ワークショップの
開催のお知らせをさせていただきます。
(重複して受け取られた場合はご容赦ください。)

参加申し込みの締切りは、7月24日(日)です。

今回は、大阪大学大学院基礎工学研究科G棟での開催です.
締め切りまでまだ少しありますが,最近申し込みが増えて
おります。受け入れられる数に限りがありますので、 希望
される方は早めの申し込みをお願いいたします。

今回のスーパーコンピューターコースでは東京大学物性研究所に
導入されていますFujitsu PRIMEHPC FX10を使って実習を行
います。第一原理計算はやっているが、大規模系を考えておられ
る方、PCクラスターとの違いを経験してみたい方などもご検討頂け
ればと思います。今回は阪大工の森川先生にご担当頂きます。
森川先生は第一原理計算プログラム STATE-Senriを開発され、
有機/金属界面、表面反応、触媒反応など多方面に活躍されており
ます。

今回からは、前回までの4コース(ビギナーズ・コース、アドバンスト
コース、エキスパートコース、スパコンコース)に加え、スピントロニクス
学術連携研究教育センターの企画立案により、第5コースとして
『スピントロニクス・デザインコース』を新規に発足させました。
量子力学の基本理論に基づいた近代磁性理論の基礎を10回
(一回90分)の集中講義により習得して戴き、それらに立脚して
スピントロニクスに関する計算機ナノマテリアルザインの実習を
行います。デザイナー(理論家)のみならず、むしろ実験で物質
開発やデバイス開発研究を行っている実験家の方々に、デザイン
主導による戦略的で見通しの良い研究開発の進め方について
習得して戴き、量子力学の基本原理に立脚した知識社会に
相応しい新しい研究手法について習得して戴き、実際の研究に
開発に生かして戴きたいと思います。

近隣の方にお知らせくだされば幸いです。

大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター
下司 雅章(geshi@insd.osaka-u.ac.jp)

********************************************************************
会合名:「第29回コンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)
ワークショップ」

1、主催:大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター、
大阪大学大学院理学研究科、大阪大学大学院基礎工学研究科、
大阪大学大学院工学研究科、大阪大学産業科学研究所、東京理科大学、
JSPS Core-to-Core Program、大阪大学QEデザイン研究イニシアティブ、
新学術領域研究「3D活性サイト科学」
、計算物質科学人材育成コンソーシアム、
大阪大学基礎工学研究科附属スピントロニクス学術連携研究教育センター、

国立明石工業高等専門学校
共催:東京大学物性研究所

2、日時:平成28年9月5日(月)~9月9日(金)

3、場所:大阪大学基礎工学研究科G棟(豊中キャンパス)
〒560-8531 大阪府豊中市待兼山町1番3号
TEL: 06-6850-6111(代)

4、内容:効率性、環境調和性が要求される21世紀の研究開発で重要な
役割を果たす第一原理計算に基づいた新物質の理論設計手法に
関する実習を含むワークショップです。密度汎関数理論に
基づいた第一原理計算手法の理論の講義、応用例の紹介と
プログラム実習を行います。スーパーコンピューターコースを
では東京大学物性研究所のシステムC Fujitsu PRIMEHPC
FX10で実習を行います。

ビギナーコース
(1)講義
1-1. 第一原理計算の基礎
1-2. マテリアルデザインの基礎と応用
1-3. 結晶の対称性と電子状態
1-4. CMD先端研究事例I、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
1-5. 特別講演
1-6. CMDコピーマート
(2)実習
2-1. UNIX講座
2-2. CMDコード実習
・Machikaneyama2002(Akai-KKR)(赤井、佐藤)
・STATE-Senri(森川)
・HiLARW(小口)

アドバンストコース
(1)講義
1-1. マテリアルデザインの基礎と応用
1-2. CMD先端研究事例I、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
1-3. 特別講演
1-4. CMDコピーマート(未受講者のみ)

(2)実習
2-1 CMDコード実習 選択A
・ABCAP(浜田)
・ecalj(小谷)
・feram(西松)

2-2 CMDコード実習 選択B
・ Machikaneyama2002(Akai-KKR)(赤井、佐藤)
・ Naniwa-Seris(笠井、Dino、中西)
・ ES-OPT(草部)
・ RSPACE(小野、江上)

スーパーコンピューターコース(4名程度)
(1)講義
1-1. マテリアルデザインの基礎と応用
1-2. 大規模計算序論
1-3. CMD先端研究事例I、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ
1-4. 特別講演
1-5. CMDコピーマート(未受講者のみ)
(2)実習
・STATE-Senri(森川、稲垣)

スピントロニクス・デザインコース(8名程度)
(1)講義
1-1. スピントロニクス基礎Ⅰ(白井)
1-2. スピントロニクス基礎Ⅱ(赤井)
1-3. スピントロニクス基礎Ⅲ(浜田)
1-4. スピントロニクス・インターフェースデザイン(三浦)
1-5. スピントロニクス・デザイン・磁化制御Ⅰ(小田)
1-6. スピントロニクス・デザイン・磁化制御Ⅱ(中村)
1-7. 半導体スピントロニクス・デザインⅠ(佐藤、福島)
1-8. 酸化物スピントロニクス・デザインⅠ(山内、籾田)
1-9. 量子スピントロニクス・デザインⅠ(水落)
1-10. 有機スピントロニクス・デザインⅠ(大戸)
(2)実習
2-1 CMDコード実習
・ Machikaneyama2002(Akai-KKR)(赤井、佐藤)
・ Naniwa-Seris(笠井、Dino、中西)
・ ES-OPT(草部)
・ RSPACE(小野、江上)

5、申し込み方法:参加費無料(宿泊費、食事代、資料代は実費)
申し込み方法、締切日はHPに掲載
phoenix.mp.es.osaka-u.ac.jp/CMD
6、連絡先:
「コンピュテーショナル・マテリアルズ・デザイン(CMD®)ワークショップ」
実行委員長 森川 良忠
(大阪大学大学院工学研究科 教授)
実行委員事務局 下司 雅章
大阪大学ナノサイエンスデザイン教育研究センター 特任准教授
(geshi@insd.osaka-u.ac.jp あるいはcmd@insd.osaka-u.ac.jp)

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Computational Material Physics Mailing List
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