メーリングリストの皆様
東京大学生産技術研究所の李と申します。
羽田野研究室では、下記の通りセミナーを開催致します。
皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。
なお、当研究室におけるセミナー情報は、次のリンクよりご覧頂けます。
hatano-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/seminar.html
記
日時:2018年05月02日(水)13時〜
場所:東京大学 生産技術研究所 千葉実験所 研究実験棟Ⅰn210号室
道程:http://hatano-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/access.html
講師:藤田浩之さん(東大・押川研)
演題:トポロジカル光波による磁性体制御
要旨:高強度・超短パルスレーザーの発生技術の進歩により、光による物質の観測・制御の高度化が進んでいる。レーザー駆動で実現する強い非平衡状態の理解とその機能開発は、物性物理学におけるフロンティアの1つとして、実験・理論の両面から活発に研究が進められている。
我々は、ガウシアンレーザーを前提としてきた従来の光物性物理学を、非自明な空間的トポロジーを持ったレーザー光であるトポロジカル光波の利用によって拡張する可能性を模索している [1-3]。トポロジカル光波、特に光渦は、2014年のノーベル賞の受賞対象となった STED 顕微鏡の基盤技術であり、光学分野において活発な研究が成されている。しかし、物性物理学分野においてはその実態が周知されておらず、光物性物理の研究者でさえ、円偏光レーザーと混同しているケースが多々見られる。我々はこれまで、光渦の特異な空間的構造を利用した、磁性体へのトポロジカル欠陥の書き込み [1] や、光渦が運ぶ軌道角運動量の磁性体への転写 [2] の可能性を模索してきた。また最近では、トポロジカル光波の一種である偏光渦を利用した新たな物性測定手法の開発 [3] に取り組んでいる。本セミナーでは、我々のこれまでの取り組みと今後の展望について発表する。
参考文献
[1] H. Fujita and M. Sato, Phys. Rev. B 95, 054421 (2017).
[2] H. Fujita and M. Sato, Phys. Rev. B 96, 060407(R) (2017).
[3] H. Fujita and M. Sato, Submitted.
———————————————–
李 宰河
〒277-8574 千葉県柏市柏の葉5-1-5
東京大学生産技術研究所
e-mail: lee@iis.u-tokyo.ac.jp
Tel: 04-7136-6977
———————————————–
————————————————-
Computational Material Physics Mailing List
home: www.issp.u-tokyo.ac.jp/public/cmp/
archive: cmp-ml.issp.u-tokyo.ac.jp
————————————————-