FWD: 学術変革領域A「学習物理」のご案内

計算物性物理メーリングリストの皆様

京都大学橋本幸士先生のご依頼により
下記を転送します。

今田正俊

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皆様

科研費 学術変革領域研究(A)
「「学習物理学」の創成 — 機械学習と物理学の融合新領域による基礎物理学の変革」
(領域代表:橋本幸士、期間:2022 – 2026年)が発足いたしましたことを
お知らせいたします。
本研究領域は、実験と理論を先鋭化することにより進展してきた物理学に、新たに
機械学習という数理的手法を導入し、基礎物理学の根本課題の解決を目指すものです。
5年ほど前より、機械学習を利用した研究は物理学の各分野で個別にトライされ
てきました。本「学習物理」領域は、それらの知見を結集して研究者間の意思疎通を
図り、融合研究の情報を共有化して、あらたな融合研究の起爆剤となる領域を目指し
ます。このため、物理学分野において機械学習に興味を持つみなさまの積極的な
ご参加を、心よりお願い申し上げます。

本領域は、以下の7つの計画研究と公募研究(予定)から構成されます。

A01 計算物理学と機械学習の融合
   代表:富谷 昭夫(大阪国際工科専門職大・工)
A02 機械学習による素粒子物理学の革新的な発展
   代表:野尻 美保子(KEK・素核研)
A03 ニューラルネットワークで創成する新しい物性物理学
   代表:大槻 東巳(上智大・理工)
A04 量子・重力と機械学習
   代表:橋本 幸士(京大・理)
B01 深層学習の数理と応用
   代表:田中 章詞(理研・革新知能統合研究セ)
B02 高次元機械学習への統計力学的アプローチ
   代表:樺島 祥介(東大・理)
B03 機械学習への位相幾何学的アプローチ
   代表:福嶋 健二(東大・理)

*本領域では、8月頃に公募研究の募集が行われる予定です。
*本領域の総括班/計画研究班で、研究員や特任教員を公募する予定です。

公募の詳細や、研究会活動などにつきましては、領域ホームページ(作成中)等
や各物理学分野コミュニティのメーリングリストで広く連絡をいたします。

領域の概要:
従来、実験と理論の両輪により進展してきた物理学において、理論的な原理や数理
の探索と技術の発展による実験の発展が、宇宙と物質の新しい姿を明らかにして
きた。この両方に寄与してきた計算科学では近年、機械学習という技術革新が社会
的変革をもたらしている。そこで我々は「学習物理学」領域を創成し、機械学習や
それを含むデータ科学の手法、緩和数理やネットワーク科学等を物理学の理論的手
法群と統合し、基礎物理学の根本課題である新法則の発見、新物質の開拓を行う。
素粒子・物性・重力・計算物理学のそれぞれと機械学習の融合を、数理・統計・位
相幾何の観点から統合的に遂行し、新領域「学習物理学」を勃興させる。

どうぞよろしくお願いいたします。

橋本幸士


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Koji Hashimoto
Professor
Kyoto University, Theoretical Particle Physics Group Kitashirakawa, Kyoto 606-8502, Japan
+81-75-753-3878
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