[リマインダ]計算物性物理インフォーマルミーティング開催のお知らせ(日本物理学会2025年春季大会)

cmp-mlの皆様、

鳥取大学の榊原と申します。
開催が明後日に迫っていますので、リマインダです。

日本物理学会2025年春季大会の期間中に、計算物性物理インフォーマルミーティングをオンラインで開催します。
議題をお持ちの方は、榊原までご連絡下さい。

【日時&場所】
2025月3月20日(木)18:00~19:00@Zoom

※大会3日目に開催します。リンクは大会Webページから取得して下さい。

【議題&お知らせ】
–計算科学技術特論Aの開催について(阪大 下司様)
–物性研ソフトウェア開発・高度化プロジェクトおよびデータリポジトリの活動紹介(東大物性研 吉見様)
–物性研スパコンの運用・更新などについて(東大物性研 福田様)
–世話人の交代について(榊原)
–その他,計算物性物理に関するお知らせ
****飛び入りの情報提供を歓迎します

【連絡先】
鳥取大学 榊原寛史 sakakibara@tottori-u.ac.jp


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Dr. Hirofumi SAKAKIBARA(榊原寛史), Associate Professor,
Advanced Mechanical and Electronic System Research Center(AMES),
Faculty of Engineering, Tottori University
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Computational Material Physics Mailing List
home: www.issp.u-tokyo.ac.jp/public/cmp/
archive: cmp-ml.issp.u-tokyo.ac.jp
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次回の日本物理学会における領域11インフォーマルミーティングのご案内

CMP-MLの皆様

物理学会領域11運営委員の山口直也(金沢大学)です。

標記の件のご案内をお送りいたします。
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今月の日本物理学会で下記の通り領域11インフォーマルミーティングを行います。
皆さまの積極的な参加をお待ちしております。

領域11運営委員
白坂将 (阪大情報科学)

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2025年春季大会領域11インフォーマルミーティング
日時: 3月19日(水) 18:00〜19:30
場所: オンライン(ZoomURL: us06web.zoom.us/j/83653253630?pwd=Z7Gcbc0ZYZMoTb3bfjgFVmyREg1CLd.1 )
1. 次期領域代表・副代表の選定(審議)
2. 新運営委員の紹介(報告)
3. 次期運営委員の選定(審議)
4. プログラム編成作業について(報告および議論)
5. 若手奨励賞内規の修正について(審議)
6. 学会発表スライドの英語化について(議論)
7. オンライン大会でのポスターセッションのあり方について(議論)
8. 同時翻訳字幕機能の導入について(議論)
9. 次回物理学会でのシンポジウム提案について
10. 80周年記念国際シンポジウムに関して(報告)
11. キーワード「流体」の追加について(議論)
12. その他
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よろしくお願いいたします。


山口直也
金沢大学ナノマテリアル研究所 理論・計算科学グループ
〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学 自然科学5号館
Email: n-yamaguchi@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp
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ムーンショット目標10 プログラム強化に向けた研究交流会(4月8ー9日、東京・ハイブリッド開催))

メーリングリストメンバー各位

星健夫(核融合科学研究所)と申します。

ムーンショット目標10(フュージョンエネルギー)
www.jst.go.jp/moonshot/program/goal10/index.html
が企画した下記研究交流会の一般参加申し込みが開始されたので、
ポスター発表参加のお誘いと共に、ご紹介します。

3つのテーマのうち1つが「革新的材料」となっており、
本メーリングリストメンバーの方々と接点があるのでご案内する次第です。
フュージョンエネルギーシステムはようやく発電実証をするところまで来ましたが、その先の社会実装には、幾つもの課題があると認識しております。特に、材料に関する課題は最大のボトルネックといわれています。高温、高エネルギー粒子などの環境下で、健全性を保ち長寿命のシステムを目指すには、もう一段の材料のイノベーションが必須です。本研究交流会を通じて他分野・企業の方々ネットワークを構築し、新たな材料のイノベーションに繋がることを期待します。特に計算については、汎用ツール(MD計算、DFT計算など)が用いられていることもあり、物質シミューレーション・インフォマティクス系研究者にとっては、参入障壁は小さいと言えます。予備的に話をもっと聞きたいという場合は、私でよければ対応します。他の方(実験系研究者など)から話が聞きたい場合も、つなぐことはできると思います。

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「プログラム強化に向けた研究交流会〜フュージョンエネルギーの早期実現を目指した学際化ネットワーキング」
2025年4月8-9日、科学技術振興機構 東京本部別館1F大ホール(ハイブリッド開催)
www.jst.go.jp/moonshot/sympo/20250408/index.html
ムーンショット目標10(MS10)は、2024年度に3つのプロジェクトを採択し、フュージョンエネルギーの早期実現に向けて研究開発をスタートしました。目標10が掲げる高い目標を達成するためには、一層広い専門分野から課題推進者の参画を得て研究開発体制を強化する必要があると考えています。そのため、2025年度にプロジェクトマネージャー(PM)の公募を予定しています。次回の公募では核心的かつ挑戦的なプロジェクトを幅広く採択できるよう、短期間のステージゲートを設けながら有望なプロジェクトへ選択と集中を図る「マイルストーン型」のプログラム運営を検討しています。
 本研究交流会では、目標達成のために取り組むべき課題を3つのテーマ・領域に整理して、ワークショップを行います。参加者同士が、各々のバックグラウンド、関心のある課題、問題意識などについて「自己紹介」するプレポスターに続き、ポスター形式で議論をしていただきます。次回の公募に向けたネットワーキングの機会としていただきたく、奮ってご参加いただけますようお願い申し上げます。
(省略)
テーマ(1)革新的核融合方式:
(省略)
テーマ(2)革新的材料:
 フュージョンエネルギーシステムを成立させるためには、極めて高い熱流束とともに、核融合反応で発生する高エネルギー粒子(DT核融合炉の場合は14MeV中性子)の流束にも耐え、さらに様々な物理特性(低放射化、高融点、低熱膨張、高熱伝導、非磁性、長寿命など)の要件を満たす必要があります。コンパクト化など、システムの高性能化を狙うとき、こうした要件は一層厳しくなります。逆に見れば、「材料を制する者は技術を制する」といわれるように、高性能な材料を開発することは、高性能なシステムを実現するための勝ち筋になります。目標10への応募では、材料のイノベーションがどのような高性能フュージョンエネルギーシステムを可能にするのか、その「勝ち筋」をロードマップとして明確にしていただく必要があります。そのうえで、最初に通過すべきステージゲートを「マイルストーン」として具体的に示し、そのマイルストーンを達成するための研究開発計画が重要と考えます。
テーマ(3)革新的システム:
(省略)
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参考:関連して、我々のMS10プロジェクトが企画する、下記ワークショップのご案内もいたします(既報)
・3月3日(講演スライド公開中)フュージョンエネルギーにおけるバーチャルラボラトリとAI×データ戦略
indico.nifs.ac.jp/e/ms10ds-ws2025mar-1
・3月26日 中性子照射材料実験とマテリアルサイエンスに関するバーチャルラボラトリ(東京・ハイブリッド)
indico.nifs.ac.jp/e/ms10ds-ws2025mar-4

Takeo Hoshi
Plasma Quantum Processes Unit
National Institute for Fusion Science
322-6 Oroshi-cho, Toki, Gifu 509-5292, Japan
www.nifs.ac.jp/

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[3月19,24,26日] 連続ワークショップ「未来予測型バーチャルラボラトリによる多様なフュージョンエネルギーシステム開発」(東京/ハイブリッド)

メーリングリスト参加者各位

星健夫(核融合科学研究所プラズマ量子プロセスユニット)と申します。

ムーンショット目標10(フュージョンエネルギー)
「デジタルシステム」プロジェクト(注1)
が企画した連続ワークショップ
「未来予測型バーチャルラボラトリによる多様なフュージョンエネルギーシステム開発」
について、日付が近くなり、講演者情報が追加されたので、告知いたします。
よろしくお願い申し上げます。

フュージョンエネルギーシステムの研究開発には大きな予算と長い年月が必要とされますが、未来(次世代)装置の性能などを予測する未来予測型のバーチャルラボラトリ(仮想実験室、Vラボ)が構築できれば、デジタル空間での開発(設計、性能評価、試行錯誤)が可能になり、フュージョンエネルギーシステム開発が劇的に加速します。
本連続ワークショップでは、3つのテーマを扱います:
3月19日 磁場閉じ込め型以外のフュージョンエネルギーシステムに関するバーチャルラボラトリ
indico.nifs.ac.jp/e/ms10ds-ws2025mar-2
3月24日 磁場閉じ込め型フュージョンエネルギーシステムに関するバーチャルラボラトリ
indico.nifs.ac.jp/e/ms10ds-ws2025mar-3
3月26日 中性子照射材料実験とマテリアルサイエンスに関するバーチャルラボラトリ
indico.nifs.ac.jp/e/ms10ds-ws2025mar-4

特に、3月26日は物質科学に関数するワークショップであり、講演者(現時点で確認された情報)は以下です:
・原嶋庸介(奈良先端)実験とシミュレーションデータの統合とマテリアルズ・インフォマティクス
・笠田竜太(東北大)核融合炉構造材料開発に求められる照射場の役割とデータサイエンスへの期待~Irradiation 3.0
・山下愛智(都立大)核融合応用を目指した高い照射耐性を有するハイエントロピー型銅酸化物超伝導体の開発
・田中照也(NIFS)先進核融合システム用機能材料研究
・齋藤誠紀(山形大)機械学習を用いた壁モデルの高度化と流体コードとの統合解析の試み
・森下和功(京都大)核融合炉の材料開発およびシステム保全に必要な材料モデリング研究
・大野直子(横浜国大)(タイトル非公開)

これらワークショップ先立ち、総論を扱うワークショップが開かれました。
3月3日 フュージョンエネルギーにおけるバーチャルラボラトリとAI×データ戦略
indico.nifs.ac.jp/e/ms10ds-ws2025mar-1
講演スライドが公開されていますので、ご参照ください。

(注1)正式名称:ムーンショット型研究開発事業 目標10「2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現」(プログラムディレクター(PD):吉田善章)プロジェクト「超次元状態エンジニアリングによる未来予測型デジタルシステム」(プロジェクトマネージャー(PM):星健夫);
www.jst.go.jp/moonshot/program/goal10/index.html

Takeo Hoshi
Plasma Quantum Processes Unit
National Institute for Fusion Science
322-6 Oroshi-cho, Toki, Gifu 509-5292, Japan
www.nifs.ac.jp/

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計算物性物理インフォーマルミーティング開催のお知らせ(日本物理学会2025年春季大会)

cmp-mlの皆様、

鳥取大学の榊原と申します。
日本物理学会2025年春季大会の期間中に、計算物性物理インフォーマルミーティングをオンラインで開催します。
議題をお持ちの方は、榊原までご連絡下さい。

【日時&場所】
2025月3月20日(木)18:00~19:00@Zoom

※リンクは大会Webページから取得して下さい。

【議題&お知らせ】
–計算科学技術特論Aの開催について(阪大 下司様)
–物性研スパコンの運用・更新などについて(東大物性研 福田様)
–世話人の交代について(榊原)
–その他,計算物性物理に関するお知らせ
****飛び入りの情報提供を歓迎します

【連絡先】
鳥取大学 榊原寛史 sakakibara@tottori-u.ac.jp


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Dr. Hirofumi SAKAKIBARA(榊原寛史), Associate Professor,
Advanced Mechanical and Electronic System Research Center(AMES),
Faculty of Engineering, Tottori University
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並列有限要素解析ソフトウェアFrontISTR講習会(4/18)開催のお知らせ

cmp-mlの皆様、

メーリングリストをお借りしてセミナーのご案内をさせていただきます。
(重複して受け取られた場合はご容赦ください)

並列有限要素解析ソフトウェアFrontISTR講習会を、
京都大学学術情報メディアセンターの大型計算機Camphor3(システムA)
を利用して2025年4月18日(金)に開催することに
なりましたのでご案内いたします。
講習会に関する詳細および申し込み方法については、下記の【詳細案内および申込方法】をご覧ください。

皆様の参加をお待ちしております。

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「FrontISTR講習会 −Camphor3(システムA)を用いたハンズオン−を用いたハンズオン」−
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京都大学学術情報メディアセンターのCamphor3(システムA)を用いた FrontISTR の
オンラインハンズオンセミナーを開催します。
【詳細案内および申込方法】詳細案内・参加登録方法は下記のサイトをご確認ください 
 https://www.frontistr.com/event/?id=88
【会 場】京都大学 学術情報メディアセンター北館 305端末室
【開催日】2025年4月18日(金) 13:00-18:00
【申込締切】 2025年4月11日(金) 17:00
【参加定員】 10名 ※定員となり次第、締め切りとさせていただきます。
【注意事項】
 ・Linuxのコマンドライン操作に関する基礎知識については概ねご存知のものとして解説します。
 ・講習会は日本語で実施されます。
【主 催】一般財団法人 高度情報科学技術研究機構(RIST)、 一般社団法人 FrontISTR
Commons
【共 催】京都大学学術情報メディアセンター
【概 要】本ハンズオンセミナーでは、並列有限要素解析ソフトウェアFrontISTRの機能解説、インストール方法、例題計算とその精度検証、複数コアを用いた並列計算とその性能の評価を行います。セミナーの参加者が、FrintISTRの実行手順を理解し、それを並列計算機環境で実行する技術を身に着けるだけでなく、得られた解に対する信頼性を確認できるようになることを目的とします。
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Hatano Group Seminar, Dr. Yair Mulian (Academia Sinica) “How to unitarize the evolution of non-Hermitian systems?”

メーリングリストの皆様

東京大学生産技術研究所の李と申します。
羽田野研究室では、下記の通りセミナーを開催致します。
皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。

なお、当研究室におけるセミナー情報は、次のリンクよりご覧頂けます。
hatano-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/seminar-j.html

当セミナーは原則として現地会場での開催となりますが、オンライン参加をご希望の方はご連絡下さい。

*本案内は複数のメーリングリストにお送りしております。重複して受け取られました方は何卒ご容赦下さい。

Dear All,

This is Jaeha Lee from the Institute of Industrial Science, the University of Tokyo.
We are pleased to announce an upcoming seminar as follows.

Information regarding our seminar series is available on our web site.
hatano-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/seminar-e.html

Those who are interested are welcome to join us on-site. For those who wish to join us online, please feel free to contact us.

* Apologies if you have received multiple copies of this announcement.

               記               

日時:2025年03月06日(木)14時00分〜 / Thursday, 06th March 2025, 14:00 JST –
場所:東京大学生産技術研究所 研究実験棟I大会議室 / The large conference room, Research and Testing Complex I, IIS, the University of Tokyo
来場:http://hatano-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/access-j.html / hatano-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/access-e.html
講師:Yair Mulian さん(Academia Sinica)
演題:How to unitarize the evolution of non-Hermitian systems?
要旨:For almost 75 years, the general solution for the Schrödinger equation was assumed to be generated by a time-ordered exponential known as the Dyson series. We study the property of unitarity of this solution for various types of Hamiltonians. Then, we motivate and explore a new approach for solving the Schrödinger equation. In the proposed formalism the corresponding dynamics is shown to be manifestly unitary, even in the case of non-Hermitian Hamiltonian.

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 李 宰河
 〒277-8574 千葉県柏市柏の葉5-1-5
 東京大学生産技術研究所
 電 話:04-7136-6962
 メール:lee@iis.u-tokyo.ac.jp
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オンライン物性理論セミナーのご案内 (3月4日15:00~ 高橋和孝、通常と時間が異なります)

皆様

お忙しいところ失礼します。埼玉大学の品岡寛です。
重複して受け取られた場合はご容赦ください。

この場をお借りして、オンライン物性理論セミナーのご案内させて頂きます。
オンライン物性理論セミナーは、2020年4月末よりZoom を用いて開催している(理論・実験問わず) 物性物理関連のセミナーです。
現在は、月2回程度のペースで、火曜日11:00から開催しています。詳しくは、下記の公式ウェブサイトをご覧ください。
shinaoka.github.io/online_CMT_seminars/

ZoomのミーティングURLおよびパスワードは、登録されたメールアドレスに送信されます。大変お手数ですが【毎回、公式ウェブサイト上の登録フォームから登録】していただくようお願い致します。上記リンクから公式ウェブサイトに飛んでいただき、各回のフォームをご利用ください。

皆様の参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い致します。

世話人一同
高三和晃(東大)、下川統久朗(OIST)、永井佑紀(東大)、品岡寛(埼玉大学)

—-<今後の予定>—-
第110回
日時: 2025年3月4日(火)15:00- 通常と開催時刻が異なります
発表者: 高橋 和孝 (ルクセンブルク大学・三重大学)
発表題目: Krylov部分空間法と量子ダイナミクス

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企画講演@2025年日本物理学会春季大会のご案内

CMP-MLの皆様

物理学会領域11運営委員の山口直也(金沢大学)です。
お茶の水女子大学の工藤先生から下記案内の周知依頼がありましたので、以下の通りお知らせいたします。

===================================================
日本物理学会理事会と研究環境検討委員会は我が国の研究環境の改善を議論できる
機会として2025年春季大会でオンライン企画講演2件(科研費改革2018から2028へ)を
共同提案しました。
科研費は自由な発想に基づく学術研究を実施するために会員の関心が高い競争的研究費です。
科研費が、どのように制度設計され、どのように審査され、どのように採否が決まるのか、
正しく理解しておくことは物理学コミュニティにとって重要です。
企画講演では講演後の質疑応答時間も十分にとります。
多数の会員の皆様が積極的に参加頂けますようお願いいたします。
●聴講にはオンライン大会への参加登録が必要となります。
※企画講演でアンケート(検討中)を実施する場合は、3/14頃、会員宛同報メールでお知らせします。
日時:2025年3月21日(金)15:30~16:55(2025年日本物理学会春季大会) 21pR1会場
セッション: 科研費改革2018から2028へ
(KAKENHI REFORM from 2018 to 2028)
●15:30(趣旨説明・講演者紹介 5分)主催者
●15:35(企画講演①:40分;質疑応答10分を含む)
講師:山本 智 先生(総合研究大学院大学)
タイトル:「科研費改革2018」の背景、考え方、残された課題
Background, Aim, and Remaining Issues in Reform of the Grants-in-Aid for
Scientific Research System 2018
● 16:15(企画講演②:40分;質疑応答10分を含む)
講師:中野 貴志 先生(大阪大学核物理研究センター)
タイトル:「科研費改革2028」に向けて(現状と国の関連動向)
Toward Establishing Reform of the Grants-in-Aid for Scientific Research
System 2028 (Current status and related trends)
山本 智 先生には、学振 学術システム研究センター主任研究員(当時)として
科研費改革2018の実務を担当された経験から、
改革の背景、考え方、残された問題を整理して頂きます。
中野 貴志 先生には、学術システム研究センター主任研究員(現在)として、
大詰め段階にある科研費改革2028の取り組みの現状を説明して頂きます。
ご両名とも、科研費改革を巡る直近の国の取り組み状況も良くご存じです。
この企画講演は研究環境検討委員会 会誌報告 [75(8), 521 (2020); 75(8), 525
(2020); 76(2), 111 (2021)] のフォローアップ活動の位置づけとなっております。
研究環境検討委員会委員長 石田武和
日本物理学会会長 長谷川修司
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山口直也
金沢大学ナノマテリアル研究所 理論・計算科学グループ
〒920-1192 金沢市角間町 金沢大学 自然科学5号館
Email: n-yamaguchi@cphys.s.kanazawa-u.ac.jp
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[4/8-9] 「プログラム強化に向けた研究交流会〜フュージョンエネルギーの早期実現を目指した学際化ネットワーキング」

メーリングリストメンバー各位

星健夫(核融合科学研究所)と申します。

ムーンショット目標10(フュージョンエネルギー)
www.jst.go.jp/moonshot/program/goal10/index.html
が企画した、下記研究交流会のアナウンスをいたします。
3つのテーマのうち1つが「革新的材料」となっており、
本メーリングリストメンバーの方々と接点があるのでご案内する次第です。

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「プログラム強化に向けた研究交流会〜フュージョンエネルギーの早期実現を目指した学際化ネットワーキング」
2025年4月8-9日、科学技術振興機構 東京本部別館1F大ホール(ハイブリッド開催)
www.jst.go.jp/moonshot/sympo/20250408/index.html
ムーンショット目標10(MS10)は、2024年度に3つのプロジェクトを採択し、フュージョンエネルギーの早期実現に向けて研究開発をスタートしました。目標10が掲げる高い目標を達成するためには、一層広い専門分野から課題推進者の参画を得て研究開発体制を強化する必要があると考えています。そのため、2025年度にプロジェクトマネージャー(PM)の公募を予定しています。次回の公募では核心的かつ挑戦的なプロジェクトを幅広く採択できるよう、短期間のステージゲートを設けながら有望なプロジェクトへ選択と集中を図る「マイルストーン型」のプログラム運営を検討しています。
 本研究交流会では、目標達成のために取り組むべき課題を3つのテーマ・領域に整理して、ワークショップを行います。参加者同士が、各々のバックグラウンド、関心のある課題、問題意識などについて「自己紹介」するプレポスターに続き、ポスター形式で議論をしていただきます。次回の公募に向けたネットワーキングの機会としていただきたく、奮ってご参加いただけますようお願い申し上げます。
(省略)
テーマ(1)革新的核融合方式:
(省略)
テーマ(2)革新的材料:
 フュージョンエネルギーシステムを成立させるためには、極めて高い熱流束とともに、核融合反応で発生する高エネルギー粒子(DT核融合炉の場合は14MeV中性子)の流束にも耐え、さらに様々な物理特性(低放射化、高融点、低熱膨張、高熱伝導、非磁性、長寿命など)の要件を満たす必要があります。コンパクト化など、システムの高性能化を狙うとき、こうした要件は一層厳しくなります。逆に見れば、「材料を制する者は技術を制する」といわれるように、高性能な材料を開発することは、高性能なシステムを実現するための勝ち筋になります。目標10への応募では、材料のイノベーションがどのような高性能フュージョンエネルギーシステムを可能にするのか、その「勝ち筋」をロードマップとして明確にしていただく必要があります。そのうえで、最初に通過すべきステージゲートを「マイルストーン」として具体的に示し、そのマイルストーンを達成するための研究開発計画が重要と考えます。
テーマ(3)革新的システム:
(省略)
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参考:関連して、我々のMS10プロジェクトが企画する、下記ワークショップのご案内もいたします(既報)
・「フュージョンエネルギーにおけるバーチャルラボラトリとAI×データ戦略」
2025年3月3日13-17時、アットビジネスセンター東京駅八重洲通り501号室(ハイブリッド開催)
indico.nifs.ac.jp/e/ms10ds-ws2025mar-1
フュージョンエネルギーシステム(核融合炉)の研究開発には大きな予算と長い年月が必要とされますが、近年発展が著しいAI/データ駆動科学に基づくバーチャルラボラトリ(仮想実験室、Vラボ)がゲームチェンジャーとなることが期待されています。バーチャルラボラトリの性能は用いられるデータで決まりますので、データ生成(実験やシミュレーション)・データ連携(信頼性をもったデータ共有)・データ活用(AI/データ駆動科学)を一貫して考える「AI×データ戦略」が必須です。ここでの「データ」とは、数値データのみならず、プログラムコードや文書も含まれます。
本ワークショップはフュージョンエネルギー分野講演(プラズマ・物質・流体・宇宙・レーザー・統計・機械・原子・物性などの関連分野の内容を含む)と情報分野講演からなり、AI×データ戦略のあるべき姿を議論します。AI×データ戦略は全科学分野で重要ですので、フュージョンエネルギー以外の科学分野研究者、および、情報分野研究者も歓迎します。また、産業展開を目指しているため、企業系研究者も歓迎します。
本ワークショップはフュージョンエネルギーへの入門的講演も含まれますので、フュージョンエネルギーを全く知らない方にも有用です。

Takeo Hoshi
Plasma Quantum Processes Unit
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322-6 Oroshi-cho, Toki, Gifu 509-5292, Japan
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