「動的平均場近似計算」に関する情報交流会(ワークショップ)のご案内

cmp-ml関係者の皆様

東大物性研の吉見です。
クロスポストご容赦願います。

2017年2月16日-17日に、動的平均場近似計算に関する
情報交流会(ワークショップ)を開催いたしますので、
下記の通りご案内いたします。
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– 場所
 東京大学本郷キャンパス 工学部6号館61講義室
– 時間
 2017年2月16日の午後、17日の午前
 (スケジュール詳細は決定後、参加登録者へご連絡する予定です)
– 概要
 参加者がご自身の研究や課題をお話し頂き、プロジェクトや
大学の枠を越えて、日本国内の研究者が互いに顔を知る機会になれば
と考えています。また、これから動的平均場近似法を使った計算を
始めたい人、どのソフトウェアを使えば何が計算できるのか知りたい人の
参加も大いに歓迎しています。興味をお持ちの方は是非ご参加ください。
また、研究室内、周りの方で興味を持ちそうな方がいらしましたら、
周知いただければ幸いです。
 
– 参加登録
 以下のサイトよりお願いします。
 https://goo.gl/forms/eDqA68Fm96nV3A1l1
 口頭発表をご希望の方はサイト内より選択してください。
 (参加人数によって発表時間を調整する予定です。)
 皆様のご参加、お待ちしております。

世話人:品岡寛、大槻純也、吉見一慶、野村 悠祐 (順不同)
====

以上となります。
どうぞよろしくお願いいたします。


東京大学物性研究所
物質設計評価施設
tel: 04-7136-3288
e-mail: k-yoshimi@issp.u-tokyo.ac.jp
吉見 一慶
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国際シンポジウムのお知らせ

計算物性物理関係者の皆様

1月17日(火)に東京大学本郷キャンパス(武田ホール)にて、国際シンポジウム”DMREF-FCMP
Symposium on Mott Transitions and Computational Approaches”を開催いたしま
す。
ポスター講演の申し込みは1月12日まで、聴講は当日登録可能です。詳細は
asrc.jaea.go.jp/soshiki/gr/Nanoscale-gr/whatsnew_e.html
をご参照下さい。
(シンポジウムに先立って東海で行われる37th REIMEI Workshop on Frontiers of Correlated Quantum Matters and Spintronics(URL:同上)に
も、ご興味のある方は
ご参加ください。登録は12月20日までです。)
皆様のご参加をお待ちしております。

Organizers
藤森 淳、植村泰朋、今田正俊

講演者
Dimitri Basov (Columbia U)
Dietrich Belitz (U Oregon)
Masatoshi Imada (U Tokyo)
Yoshiteru Maeno (Kyoto U)
Yoshinori Tokura (RIKEN / U Tokyo)
Yasutomo Uemura (Columbia U)
Qikun Xue (Tsinghua U)

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特任研究員の募集(分子研)

メーリングリストの皆様

重複して受け取られた場合はご容赦下さい。
下記、特任研究員を募集します。ご応募をお待ちしています。

分子研 信定克幸

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1. 公募する職名・人数:
特任研究員・1〜2名

2. 所属:
分子科学研究所 理論・計算分子科学研究領域

3. 専門分野・仕事の内容:
JST CREST研究領域「新たな光機能や光物性の発現・利活用を基軸とする次世代
フォトニクスの基盤技術」において、平成28年10月より開始した研究課題「光・
電子融合第一原理ソフトウェアの開発と応用(代表:矢花一浩・筑波大学教
授)」において、分担者信定と、光と物質の相互作用に関する第一原理計算手法
を用いた研究と独自のソフトウェア開発に取り組む。

4. 着任時期:
平成29年4月1日以降、できる限り早い時期
(それより早い時期は要相談)

5. 任期:単年度契約。評価により年度単位で更新し、最大で平成34年3月31日ま
で延長可能。

6. 応募資格:
博士号取得者もしくは着任日までに取得見込みの者。第一原理計算に基づく物質
科学に関連する研究の経験を有する者が望ましいが、必須ではない。

7. 提出書類:
・履歴書
・研究業績リスト(査読付き論文とその他に分け、主要な論文に○印を付けるこ
と。)
・研究業績の概要及び着任後の研究計画
 (各々、A4版1-2ページ程度)
・所見を求められる方2名の氏名と連絡先

8. 応募締め切り:
平成29年2月6日(月)必着
但し、適任者が見つかり次第、応募を締め切る

9. 選考方法:
書類審査及び必要に応じて面接を行う。適任者がいない場合は決定を
見送ることがある。

10. 提出先
郵便またはメールにて提出。

郵便の場合:
〒444-8585 愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38
分子科学研究所 理論・計算分子科学研究領域
信定克幸
(封筒に「CREST研究員応募書類在中」と朱書きし、簡易書留で
送付のこと。)

メールの場合:
件名を、「CREST研究員応募」とし、nobusada@ims.ac.jp宛に書類添付で送信の
こと。
(送信後3日以内に受領のメールを送ります。)

11. 問い合わせ先
分子科学研究 理論・計算分子科学研究領域
信定克幸
nobusada@ims.ac.jp
グループWebページ:http://raphael.ims.ac.jp/
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学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN) H29年度共同研究課題の申込み受付開始のご案内

cmp-mlの皆様
# 重複して受け取られた場合はご容赦ください
東京大学情報基盤センターの五十嵐と申します。

当MLをお借りしまして、
 「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)
  平成29年度 公募型共同研究 課題募集」
  http://jhpcn-kyoten.itc.u-tokyo.ac.jp/
の申込み受付開始のご案内をさせていただきます。

本公募では、(計算物質科学等の)計算科学分野と(アルゴリズム・並列処理など
の)計算機科学分野の協調的・相補的な共同研究を想定しており、採択されると
定められた範囲で本ネットワーク型拠点を構成する8大学センターが提供する計
算機・ストレージ・可視化装置などの研究資源を無償で利用することができます。

また、平成29年度公募より、従来よりHPCI-JHPCNシステムとして提供してきた
HPCIの計算機システムに加え、国立情報学研究所の協力により、SINET5が提供す
る広帯域ネットワーク(L2VPNサービスなどを含む)の利用を前提とした大規模
データ・大規模ネットワークを利用する研究も実施できます。

具体的な提供資源や課題例など、詳細については当拠点のWebサイトにてH29年度
課題募集要項をご覧ください。

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 「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)
  平成29年度 公募型共同研究 課題募集」
  http://jhpcn-kyoten.itc.u-tokyo.ac.jp/

●課題応募受付締切(Web提出と紙媒体提出が両方必須です)
 ・課題応募受付開始
    2016年12月15日(木)
 ・課題応募受付締切(Web提出)
    2017年 1月10日(火)17:00【時間厳守・必須】
 ・紙媒体の課題申込書提出期日
    2017年 1月16日(月)17:00【必須】

「学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)」は,北海道大学,
東北大学,東京大学,東京工業大学,名古屋大学,京都大学,大阪大学,
九州大学にそれぞれ附置するスーパーコンピュータを持つ8つの施設を
構成拠点とし,東京大学情報基盤センターがその中核拠点として機能する
「ネットワーク型」共同利用・共同研究拠点です。文部科学大臣の認定を
受け,平成22年4月より本格的に活動を開始しました。

平成25年度からは,革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・
インフラ(HPCI)の計算機システム(HPCIシステム)の一部として,
当構成拠点が提供する計算機システム(HPCI-JHPCNシステム)を当拠点
共同研究の研究資源として運用しています。
平成29年度公募より、国立情報学研究所の協力により、SINET5が提供す
る広帯域ネットワーク(L2VPNサービスなどを含む)の利用を前提とした
大規模データ・大規模ネットワークを利用する研究も実施できます。
当公募型共同研究(平成29年度)は,平成29年4月〜平成30年3月の期間
実施します。

●平成29年度 共同研究公募の主な日程
2016年11月15日(火) 公募案内開始
2016年12月15日(木) 課題応募受付開始
2017年 1月10日(火) 17:00 課題応募受付締切【時間厳守・必須】
2017年 1月16日(月) 17:00 紙媒体の課題申込書提出期日【必須】
3月中旬までに 採否結果通知
2017年 4月 1日(土) 共同研究開始
2018年 3月31日(土) 共同研究期間終了

詳細については下記URLをご覧下さい:
jhpcn-kyoten.itc.u-tokyo.ac.jp/ja/
※ 表示ページの右上「共同研究申込み」アイコンを
 クリックして下さい.
※ 特に,計算機(HPCI-JHPCNシステム)利用の有無で
 課題申込方法が異なりますのでご注意下さい.
※ 具体的な提供資源は募集要項別紙をご覧下さい.

問い合わせ先:
jhpcn.adm @ gs.mail.u-tokyo.ac.jp

学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点
– 北海道大学 情報基盤センター
– 東北大学 サイバーサイエンスセンター
– 東京大学 情報基盤センター
– 東京工業大学 学術国際情報センター
– 名古屋大学 情報基盤センター
– 京都大学 学術情報メディアセンター
– 大阪大学 サイバーメディアセンター
– 九州大学 情報基盤研究開発センター
=======================================================


Ryo IGARASHI, Ph.D.
rigarash@cc.u-tokyo.ac.jp
OpenPGP fingerprint: BAD9 71E3 28F3 8952 5640 6A53 EC79 A280 6A19 2319
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国際ワークショップのご案内

CMP-MLの皆様、

東京大学の岩田と申します。
本MLをお借りして、年明け早々に開催される国際WSのご案内をさせていただきま
す。興味を持ちそうな方にもお知らせいただければ幸いです。

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International Workshop on Massively Parallel Programming for Quantum
Chemistry and Physics 2017

開催主旨:
本ワークショップでは,超並列スーパーコンピュータのための量子化学・物性物
理分野における計算プログラム構築にあたって,実際にプログラム開発に携わっ
ている国内外の第一線で活躍する研究者による講演を通し議論することで,ノウ
ハウを学ぶ.それにより,ソフトウェアの開発・普及・サポートが可能な人材の
育成を目的とする.

主催: 超並列プログラミング国際WS実行委員会,理化学研究所計算科学研究機構
量子系分子科学研究チーム

世話人: 関野秀男(東工大),石村一也(分子研),岩田潤一(東大),中嶋隆(AICS)

日時: 2017年1月9日(月)〜10日(火)

場所: 理化学研究所 計算科学研究機構1階セミナー室,ポートピアホテル (ポス
ターセッション)

プログラム及び参加登録:
labs.aics.riken.jp/nakajimat_top/mpqcp2017_ws.html

参加費: 無料,ただしポスターセッションへ参加される方は¥1,000 (飲食費込)
*学生,ポスドク研究員の方には旅費の支給が可能(15名程度).

事前申込締切: 2017年1月4日(水) *旅費希望の方は2016年12月26日(月)までにお
願いします.

講演者
Sandeep Sharma (U. Colorado Boulder)
Rebecca Hartman-Baker (National Energy Research Scientific Computing Center)
Chao Yang (Lawrence Berkeley National Laboratory)
Edmond Chow (Georgia Institute of Technology)
Robert J. Harrison (Stony Brook U and AICS)
澤田啓介 (AICS)
William Dawson (AICS)
曽田繁利 (AICS)
今倉暁 (筑波大)
篠原康 (東大)

岩田潤一
東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻
TEL:03-5841-6818
MAIL:iwata@ap.t.u-tokyo.ac.jp
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多変数変分モンテカルロ法を用いた有効模型ソルバー mVMC ver.0.1のご案内

CMP-MLの皆様

並列計算機に対応した多変数変分モンテカルロ法による
有効模型ソルバーパッケージmVMCのver.0.1のリリースおよび
メーリングリストに関して、ご案内させていただきます(*)。

mVMCでは広汎な多体量子系の有効模型
(多軌道ハバード模型、ハイゼンベルグ模型、近藤格子模型など)の
基底状態の高精度な波動関数を変分モンテカルロ法によって
数値的に求めることができます。
グッツヴィラー・ジャストロー、ダブロン-ホロン束縛因子の
相関因子を取り込んだ変分波動関数を取り扱え、
一万以上の変分パラメータを最適化することが可能です。
磁気秩序・電荷秩序などの通常の秩序に加えて
異方的超伝導状態なども取り扱えることが最大の特徴です。
詳細については、

ma.cms-initiative.jp/ja/listapps/mvmc

に記載してありますので、興味がおありの方はぜひご覧ください。

また、ユーザーの方々と最新情報のやりとりをすべく、
メーリングリストを新規に作成しました。
メーリングリストでは、MateriAppsのフォーラムで投稿された内容
(バージョンアップ の更新、バグ情報、要望、研究会情報など)
が送信されます。登録を希望される方は、

ma.cms-initiative.jp/ja/listapps/mvmc/mvmc-query-form

よりお申し込みください。

(*)東京大学物性研究所 2016年度ソフトウェア開発・高度化プロジェクトの
支援を受けmVMCは整備・公開されました。
本ソフトウェアは東京大学物性研究所のシステムBに
プリインストールされており、すぐに利用することが可能ですので、
奮ってご利用ください。使用方法に関する詳細は

www.issp.u-tokyo.ac.jp/supercom/visitor/x92nxz/mVMC

に記載がありますので、そちらをご覧ください。

以上となります。
どうぞよろしくお願いいたします。

mVMC開発チーム:
三澤貴宏(東京大学 物性研究所)
森田悟史(東京大学 物性研究所)
大越孝洋(東京大学 大学院工学系研究科)
井戸康太(東京大学 大学院工学系研究科)
吉見一慶(東京大学 物性研究所)
河村光晶(東京大学 物性研究所)
今田正俊(東京大学 大学院工学系研究科)
加藤岳生(東京大学 物性研究所)
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(リマインド) 物性研共同利用スパコン:次年度ソフトウェア開発・高度化、 GPGPU移植支援サービスの公募について

CMP-MLの皆様

東京大学 物性研究所の吉見です。
先日ご案内いたしました下記の公募
・2017年度ソフトウェア開発・高度化プロジェクト、
・2017年度GPGPU移植支援サービス
について公募締切日が今週12/9(金)と迫っておりますので、
リマインドメールをお送りさせていただきます。

なお、ソフトウェア開発・高度化プロジェクトに関しては、
いくつかの質問を頂戴しました。
FAQとしてそれらの回答を下記ページに
www.issp.u-tokyo.ac.jp/supercom/rsayh2/softwea-dev
掲載いたしましたので、応募の際の参考にしていただければ幸いです。

みなさまのご応募お待ちしております。

以下、2017年度ソフトウェア開発・高度化プロジェクトおよび
GPGPU移植支援サービスに関する公募案内を再掲させていただきます。

**********************************
・2017年度ソフトウェア開発・高度化プロジェクト

物性研では、並列計算の高度化・複雑化に対応するため、
物性研究分野で特に重要であり、物性研共同利用スーパーコンピュータ上での
利用が見込まれるプログラムの開発または高度化を行い、
利用者がより簡便に高度な並列計算を実施することのできる環境を
整備することを目的とし、下記の要領にて次年度ソフトウェア開発・高度化
案件を募集いたします。
多くの方々の応募をお待ちしております。

                記
募集内容
その開発・高度化(並列化、インターフェースの整備を含む)・公開が
物性研スパコン利用者の計算環境を大きく改善するような、
数値計算プログラムを募集する。提案は物性研究所において審議され、
その際、提案者には物性研において提案内容の口頭での説明を依頼する
場合がある。選定されたプログラムは下記「実施体制」のもとで
開発・高度化され、物性研スパコン上でユーザが自由に利用できるように
公開される。また、付随するドキュメント整備、普及支援
(物性研スパコンへのインストールやウェブページへの掲載など)、
物性研スパコンでのテスト計算実施などの支援を受ける。

募集件数
1または2件。

実施体制
・コーディネータ(物性研教員, 1名)
・作業担当者(プロジェクトマネジメント、プログラム・ドキュメント作成)
 (物性研専任職員, 2名)
・その他物性研スタッフ若干名
・提案者(=応募者, 1名)および提案者の指定する研究協力者(若干名)

実施期間:

2017年4月より2018年3月まで。

利用料金:

無料。ただし採択された場合は、成果報告会での発表、
及びActivity Reportへの寄稿等を依頼することがある。

応募締切:

2016年12月9(金) 必着

その他詳細について:
応募書類、実施体制、提出先などは以下の募集要項(PDF)をご参照ください。
www.issp.u-tokyo.ac.jp/supercom/2017software

**********************************
・2017年度GPGPU移植支援サービス
物性研では2015年7月より新システムが稼働しています。
このシステムは2000 ノード程度から構成されていますが、
そのうち288ノードは 演算加速装置としてGPGPU(NVIDIA Tesla K40)
を備えています。物性研スパコンが演算加速装置を導入するのは
本システムが初めてですので、現在ユーザのみなさまが開発、
利用中のプログラムの 多くがGPGPUに対応していないものと思われます。

そこで、物性研スパコンを効果的に活用するため、
2015年度より継続してGPGPU移植支援サービスを実施しております。
次年度に関しましても、下記の要領にて引き続き
GPGPU移植支援サービスを実施することにいたしましたので、
ご案内いたします。

                記
募集内容:
申請者が開発に関わっているプログラムで、GPGPU利用が未対応、
もしくは対応が不完全であるものについて、GPGPUへの移植支援を行うもの
を募集する。提案は物性研究所において審議し、プログラムの選定を行う。
なお、選定の段階で、 着手時期・実施内容の詳細に関して確認および調整を
依頼する場合がある。選定されたプログラムは下記「実施体制」のもとで、
プログラムの解析、GPGPUへの移植対応(hotspotの OpenACC/CUDA 化、
CUDA対応ライブラリの利用など)を行う。GPGPUへの移植対応が難しいと
判断された場合には、その旨の解析結果を報告する。

募集件数:

3件を目安とし、上限4件。

実施体制:

・物性研スパコン導入ベンダのシステムエンジニア数名。

・その他物性研スタッフ若干名。

実施期間:

2017年4月より2018年3月までのうち、
プロジェクトあたり2ヶ月程度を目安とする。

利用料金:

無料。ただし採択された場合は、成果報告会での発表、
及びActivity Reportへ の寄稿等を依頼することがある。

応募締切:

2016年12月9(金) 必着

その他詳細について:

応募書類、実施体制、提出先などは以下の募集要項(PDF)をご参照ください。

www.issp.u-tokyo.ac.jp/supercom/2017gpgpu

**********************************

以上となります。
みなさまのご応募お待ちしております。



東京大学物性研究所
物質設計評価施設
tel: 04-7136-3288
e-mail: k-yoshimi@issp.u-tokyo.ac.jp
吉見 一慶
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スライド公開:「計算物質科学における時空間アップスケーリングと数理手法」

ML各位

星健夫(鳥取大学)です。

以前告知した
研究会「計算物質科学における時空間アップスケーリングと数理手法」
sites.google.com/site/upscaling2016/
は、盛況のうちに終了しました。

現在、講演スライドがアップロードされています。
有用な情報となりえますので、ご報告するしだいです。

よろしくお願いします。


Takeo Hoshi
Department of Applied Mathematics and Physics, Tottori University
hoshi@damp.totori-u.ac.jp
www.damp.tottori-u.ac.jp/~hoshi/

On 2016/11/02 11:43, T. Hoshi wrote:
> ML各位
>
> 星健夫(鳥取大学)です。
>
> 以前告知した表記研究会ですが、再度告知します。
> (重複して受け取られた方は申し訳ございません)。
>
> 重要な点:
> (1) 公式URL(下記)より参加申込(必須)受付中。
> (2) 下記講演が追加:
> 松尾宇泰(東京大学)「モデル縮減に基づく数値計算手法」
>
> よろしくお願いします。
>
> ——————————————————————–
> 研究会「計算物質科学における時空間アップスケーリングと数理手法」
> sites.google.com/site/upscaling2016/
> ——————————————————————–
> 日時:2016年11月28日(月)-29日(火)
> 場所:電気通信大学 西9号館3階 AVホール
> 世話人:山本有作(電通大), 星健夫(鳥取大学), 松尾宇泰(東京大学)
> 申し込み: 公式URL(上記)より。必須。
>
> 趣旨:
> Internet of Things (IoT)などの次世代電子デバイスを主要ゴールとし、計算物
> 質科学と数理・情報科学の融合を目指す。分野融合を担う人材育成も目指す。
> ポスト京コンピュータ時代では数理手法の重要性が増し、理論と産業のギャップ
> を埋めていくと期待される。物質科学は、量子力学にもとづく盤石な理論基盤が
> あるが、計算量が膨大になり、一般には、時間的・空間的に極小なスケールしか
> 扱えない。マクロな物質・現象を直接扱うために、数理モデル・超並列数理アル
> ゴリズムなどと融合し、ものづくり産業を目指す。
>  本研究会は、分野融合を目指すレクチャー講演(3件)をはじめ、物質科学講演
> (6件)と数理・情報科学講演(7件)からなる。前者では、先端的シミュレーション
> ソフトウェアをとりあげ、工学的役割と数理原理とを議論する。後者では、先端
> 的数理手法やその応用可能性について議論する。前者と後者の接点として必須と
> なる、データ駆動科学との融合やハードウェアの新潮流も取り上げる。
>
> ——————————————————————–
> タイムテーブル(暫定版) (講演概要は公式URLを参照)
> ——————————————————————–
> —————————
> (1日目)
> —————————
> 13:00-13:20 星健夫(鳥取大学)
>  「はじめに」
> 13:20-13:55 野口良史(東京大学)
>  「並列計算に向けた全電子第一原理GW+Bethe-Salpeterプログラム開発」
> 13:55-14:45 曽我部知広(名古屋大学) (レクチャー講演)
>  「疎行列用の線形計算アルゴリズムの概観と展望」
> 14:55-15:45 山地洋平(東京大学) (レクチャー講演)
>  「高並列量子多体問題ソルバーがつなぐ物質科学と数理手法」
> 15:55-16:30 宮武勇登(名古屋大学)
>  「保存則に即した数値計算手法」
> 16:30-17:00 星健夫(鳥取大学)
>  「100nmスケール有機デバイス材料研究と数理手法」
> 17:00-17:30 松尾宇泰(東京大学)
>  「モデル縮減に基づく数値計算手法」
> 17:30- 懇親会(要申込.有料)
> —————————
> (2日目)
> —————————
> 10:00-10:35 山本有作(電気通信大学)
>  「強スケーリング環境向けの超並列固有値計算手法」
> 10:35-11:10 横川三津夫(神戸大学)
>  「π共役ポリマーの電子状態計算に現れる連立一次方程式の並列解法」
> 11:20-11:55 島村孝平(神戸大学)
>  「分割統治法に基づくオーダーN第一原理計算手法の開発とその応用」
> 11:55-12:30 篠原康(東京大学)
>  「非線形光学応答の量子シミュレーション手法開発と超並列計算」
> 14:00-14:50 深谷猛(北海道大学) (レクチャー講演)
>  「ScaLAPACKの性能分析と次世代アルゴリズム研究への指針」
> 15:00-15:35 片桐孝洋(名古屋大学)
>  「ポストムーア時代の数値計算アルゴリズム開発に向けて」
> 15:35-16:10 福島孝治(東京大学)
>  「データ駆動科学と計算物質科学の接点」
> 16:10-16:30 山本有作(電気通信大学)
>  「おわりに」
> ——————————————————————–
>
> 主催:
> 数学恊働プログラム(coop-math.ism.ac.jp/)
> 共催:
> 科研費「電子状態計算への応用を指向した行列計算ライブラリの機能拡張とメ
> ニーコア向け最適化」・「超大規模超並列電子状態理論による100ナノスケー
> ル系デバイス研究」・「数理構造の抽出と保存を中心とした次世代エレクトロニ
> クス材料設計基盤の創出」
> 協賛:
> ポスト京プロジェクト重点課題7(次世代の産業を支える新機能デバイス・高性能
> 材料の創成)
> 注:
> 本研究会はポスト京プロジェクト重点課題7(次世代の産業を支える新機能デバイ
> ス・高性能材料の創成)内サブサブ課題「基盤的超並列計算アルゴリズム」のイ
> ンフォーマルミーティングも兼ねる。
>

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第2回ドイツ物理学・応用物理学セミナーのご案内

計算物性物理メーリングリストの皆様

ドイツ・パーダーボルン大学物理の制野と申します。

以前に「第1回ドイツ物理学・応用物理学セミナー」の案内をMLでさせ
ていただきましたが、このセミナーの続編となります「第2回ドイツ物
理学・応用物理学セミナー」を開催することになりましたので、ご案内を
させていただきます。
sites.google.com/site/jpsingermany/home/seminar17

多数の方の御参加をお待ちいたしております。何か不明な点などありま
したら、制野(kaori.seino@uni-paderborn.de)まで気軽に問い
合わせ下さい。そして、周囲の在ドイツ研究者にも周知していただけますと
嬉しく思います。

同様の案内を重複して受け取られた際はご容赦くださいませ。

よろしくお願いいたします。

パーダーボルン大学物理
制野

—————————————————-
第2回ドイツ物理学・応用物理学セミナー

会合案内のホームページ:
sites.google.com/site/jpsingermany/home/seminar17

日程:2017年2月3日(金)12:00〜17:00
会場:マックス・プランク固体物理学研究所 Max-Planck-Institut
   f?r Festk?rperforschung(ドイツ・シュトゥットガルト)
定員:約30名
参加費:無料
 (このセミナーは、応用物理学会学術・教育奨励基金の援助を受けて開催して
おります)
内容:ドイツにて物理学の研究に携わっている研究者同士の交流、ドイツ
  での物理学研究者ネットワークの構築を目的としたセミナー。招待講演、
  一般講演、自己紹介、歓談での構成予定。
言語:日本語

招待講演:高木英典氏、マックス・プランク固体物性研究所/東大理
若手特別講演: 斎藤俊氏、マックス・プランク宇宙物理研究所

一般講演申し込み受付期間:2016年11月1日(火)〜2016年12月23日(金)
参加申し込み受付期間:2016年11月1日(火)〜2017年1月16日(月)

一般講演について:一般講演(20分/講演15分+質疑応答5分)を数件
募集しております。講演予稿のフォーマットに関しては、案内のHPをご参照
ください。講演予稿は12月23日までに下記の電子メールアドレスに送付を
お願いいたします。
kaori.seino@uni-paderborn.de

問い合わせ先:パーダーボルン大学物理  
  制野かおり (Kaori Seino)
E-Mail: kaori.seino@uni-paderborn.de

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ポストドク募集:CREST研究課題

計算物性物理メーリングリストの皆様、

東京理科大の遠山です。
JST CREST「計測技術と高度情報処理の融合によるインテリジェント計測・解析
手法の開発と応用」 における
採択課題「強相関系における光・電場応答の時分割計測と非摂動型解析」(代表
者:東大新領域 岡本博)
ではポスドク(各機関1名、計3名)を募集しています。
奮ってご応募いただきますようご案内致します。

重複して受け取られた方はご容赦ください。

遠山

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JST CREST「計測技術と高度情報処理の融合によるインテリジェント計測・解析
手法の
開発と応用」 採択課題「強相関系における光・電場応答の時分割計測と非摂動
型解析」
(代表者:東大新領域 岡本博)ポスドク公募

1. 公募職種・人員
ポスドク計3名

東京理科大学・理学部第一部・応用物理学科(遠山貴巳グループ)、
名古屋工業大・物理工学専攻・応用物理分野(高橋聡グループ)、および、
高エネルギー加速器研究機構・物質構造科学研究所(岩野薫グループ)のいずれ
かのグループに
属する。(各グループ1名計3名採用)応募の際、配属を希望する機関に順位を
付けること。
(希望しない機関がある場合はその機関に順位を付けないこと。)

2.応募資格
着任時点で博士の学位を有する者、または学位取得が確実な者

3.研究(職務)内容
光/電場パルスによる電子状態変化を解明するための新しい理論解析手法を構築
するため、
数値厳密対角化などの多体量子計算手法とビックデータ解析・データ同化などの
データ解析手法を
結びつけながら、量子力学に基づく時間依存波動関数の数値解析を行う。
これまでの経験は問わないが、プロジェクトに意欲的に取り組んでいただける方
を歓迎する。

4.着任時期
平成29年4月1日以降できるだけ早い時期

5.任期
単年度契約で、評価により最長平成 34年3月まで更新可能

6.待遇等
給与、諸手当、保険等は、各配属先の規則に従う。

7.公募締切
平成29年1月5日(木)

8. 選考方法
選考は東京理科大学・遠山グループ、名古屋工業大学・高橋グループ,
高エネルギー加速器研究機構・岩野グループで合同で行う。
書類選考の上、必要に応じて面接を行う。

9. 提出書類
(1) 履歴書(写真添付)  
(2) 研究業績の要旨(A4で1ページ程度)
(3) 主要論文(3編以内)のコピー(PDF形式)
(4) 研究業績一覧
(5) 本人に関して意見を聞き得る方の氏名、所属、連絡先
(6) 今後の抱負 (A4で1ページ程度)
(7) 着任可能時期

10. 提出方法
各機関へ必要書類を電子メールで送付のこと。選考は3機関合同で行われるので、
どこか1機関に応募すれば、情報は共有される。
送り先メールアドレスは以下の通りである。

東京理科大学        遠山貴巳:tohyama@rs.tus.ac.jp
名古屋工業大学       高橋聡:takahashi.akira@nitech.ac.jp
高エネルギー加速器研究機構 岩野薫:kaoru.iwano@kek.jp

11.問い合わせ先
東京理科大学 理学部第一部・応用物理学科 遠山貴巳
電話:03-5876-1391
E-mail: tohyama@rs.tus.ac.jp

名古屋工業大 物理工学専攻・応用物理分野 高橋聡
電話:052-735-5153
E-mail: takahashi.akira@nitech.ac.jp

高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所 岩野薫 
電話:029-864-5593
E-mail: kaoru.iwano@kek.jp

12.その他
【特に高エネルギー加速器研究機構の場合】高エネルギー加速器研究機構では、
男女共同参画を推進しており、「男女共同参画社会基本法」の趣旨に則り、
業績(研究業績、教育業績、社会的貢献等)及び人物の評価において
優劣をつけがたい最終候補者(男女)がいた場合、女性を優先して採用します。
KEK男女共同参画推進室 ( www2.kek.jp/geo/ )

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